早いもので、2024 年で約 3 年ほどマネジメントをしている。 若い頃はマネジメントというのは、勤怠承認と評価/ルール設計のための存在で大したバリューなどない存在なんじゃないかと思っていたりもしていたものだが、 実際にやってみると、奥の深いもので個体差によって成果が大きく変わるものだと感じている。

戦略を作る部分と、戦略を実行するふたつの要素があり、戦略立案だけでは片手落ちで、実行が伴わないと意味がない。 私が戦略を立てる側で実行するのはあなたです、みたいなコミュニケーションで適切に実行されることなどなく、 会社を手足のように動かせることはそれ単体でとても価値があることだ。

肩書背負ってそれっぽいことを言うだけと、実際に結果を出すことの間には大いなる隔たりがあって、 出来上がった事業の課題に立ち向かうのは簡単だけど、だれも答えを持たないオンリーワンの状況での意思決定 はなかなか大変だ。

適正の面で今自分が登っている山は本当に自分が登りたい山だったのかと思う所はあるのだけど、 気軽に途中で下山するには、遠くまで来てしまったのだ。

自分が結果を出せるほどの人間なのかは、自分でも正直読めないが 人事を尽くす以外の選択肢はないので、来年も遮二無二やるしかないのだ。 (会社と関係のない、個人の心の持ちようの話です)