Masaki Ariuzka

(2019) -> 2020 と最近のこと

May 23, 2020

Github Actionsの使用感把握のために、このサイトのビルドを自動化してみました。普通に使いやすいですね。ついでにだいぶ遅いですが振り返りを。

2019

年初から違うチームでの仕事が始まって、音声周りのミドルウェアとやりとりするシステムを触ったりしていた。この年になると、単なるWebサービスを作る仕事には飽きてしまっているので、全く知識のない領域の仕事をするのは楽しかった。楽しいは楽しいのだが、別にこの方面で伸ばしていきたいのかと言われると、、という気持ちもあったし、元々スタートアップの何でも屋さんから、アルゴリズムよりの仕事をしたくて転職したのだが、何も前に進んでいない現状もあって、3月ぐらいからゆるく機会を探していたりしていた。また、エンタープライズ系の世界は自分とは何も合わないと感じた。自分は、レバレッジの効かない仕事には全く興味が沸かないようだ。

自分がゼロから作っていたサービスが一定大きくなったり、比較的初期から勤めていた会社がIPOしたり(辞めたあとであるが)と多少は人に言える実績はあるかと思っていたが、テクニカルな方面へ道を変えようとすると当たり前なのだが何も評価されなさそうだった。ということで、先立つものとして、競技プログラミングなどに勤しんでいた。元々は青色になったらAtCoder Jobsあたりで転職するつもりだった。

が、結局全然別の経路で副業を始めて、自分のやりたいことができそうだったので、そこで働くことにした。また、昔の自分の仕事を知ってくれている人がいる環境だったので、リファレンスされており、ギャップが少なさそうだった。リファレンスがあるのは労働者、雇用者双方に取って良いのではないかと考えている。

たまたま、スカウトに返信して今があるので人生とは本当に偶然の賜物であると感じている。

2020

2019年は機械学習から離れていたのだが、2020年は、年初から思った以上にがっつり機械学習をやっていた。成果はそこそこまでにだが、なんとか機械学習エンジニアをやれている。

元々自分が機械学習をやろうと思ったのは、AIで画像の美しさが理解できるようになった、という記事を見たからである。美しさがコンピューターに扱えるのであれば、他の抽象的な概念も扱えるだろうし、そこに新たなプロダクトの可能性がたくさん眠っているように感じた。

ここ数カ月リアルワールドの機械学習にどっぷり浸って思うことは、上記はやはり正しいように感じている。技術的にはできるはずなのだが、自分の脳みそが足りておらず、できないだけの事柄がたくさんあるように感じている。学ぶべきことは広大で牛歩のような進捗ではあるが、この道の先に楽しい世界が待っていると信じ、恵まれた環境に感謝して精進する次第である。もっと数学を勉強してくれば良かった。

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